嘉手納町水釜にある「なんくる家」に行ってきました。
場所は「比謝川鯉のぼりフェスタ」で有名な比謝川沿いの道路沿いにあります。
ちなみに皆さんは、比謝川の鯉のぼりを見たことはありますでしょうか?春になると、青空を背景にたくさんのカラフルな鯉のぼりが風になびく光景は、本当に圧巻です!僕も小さい頃に家族と一緒に見に行ったことがあるのですが、空を泳ぐ無数の鯉のぼりに目を奪われ、とてつもなく感動した思い出が今でも鮮明に残っています。
この風景は、比謝川の春の風物詩として一見の価値がありますので、まだ見たことがない方はぜひ、そちらもチェックしてみてください。
「なんくる家」は少しレトロな雰囲気の店構えが特徴のお店で、正面を向くと左右に駐車スペースがあります。
なんくる家
地元の人々から愛され続け、知る人ぞ知る名店「なんくる家」。こちらのお店では、豊富な汁物が楽しめるのが特徴だそう。近くに水釜漁港があることもあり、特に海産物を使った料理が豊富とのこと。
後ほど詳しくメニューをご紹介しますが「あら汁」や「イカ汁」さらに「あばさー汁」など、ここでしか味わえないような珍しい汁物がそろっていました。
店内は昔ながらの喫茶店のような雰囲気で、どこか懐かしさを感じさせる温かい空気が流れています。
インテリアなども素敵です!
席はカウンターとテーブル席のみですが、家族連れでも快適に過ごせるよう、子ども用の椅子も完備されています。小さなお子さま連れのファミリーにも嬉しい心配りが感じられますね。
注文は席で行うスタイル。メニューは、壁に貼られた黄色い札とホワイトボードに書かれた料理から選びます。うわさ通り、海産物をはじめとした豊富な汁物が目を引きます。
特に「あばさー汁」を出すお店はかなり珍しいのではないでしょうか?好きな方や試して見たい方は要チェックですね!さらに、一品料理には「ヤギ」や「馬」もラインナップ。どれにしようか迷います。
骨汁
お待たせしました。どれもおいしそうでかなり迷いましたが、僕の大好物である沖縄の汁物「骨汁」もあったのでこちらに決めました。
真上のアングルからもどうぞ。
ランチタイムのみ、ティーかコーヒーまで付いてきます。
では、さっそくスープからいただいていきます。
ん!?なんだこの深みは!!
一見シンプルな味噌仕立てのスープですが、めちゃめちゃ奥深い味わいです!豚骨のコクだけでなく、魚介の出汁が加わり、スープに独特の風味を生み出しています。さらに、たっぷり効いたにんにくが味にパンチを与えてくれています。
このスープ!めちゃめちゃうまい!
また、骨汁を食べたことがある方ならお気付きかもしれませんが、こちらの骨汁は骨の形状が特徴的で、一般的な骨汁の骨とは違い、しっかりとした存在感があります。肉はホロホロと柔らかすぎず、程よい噛みごたえがあって、食べごたえも抜群です!
具材にもスープがしっかりと染み込んでいて、噛むたびに出汁の旨みが広がります。
沖縄の島野菜「シブイ(沖縄冬瓜)」が入っているのも、個人的にめちゃめちゃ嬉しいポイントです。とろとろっとしていておいしい〜!
さらに驚きなのは、デフォルトで麺が入っていることです!具だくさんなうえに麺まで加わるので、満足感が一気にアップします。もちもち食感の太麺は、のど越しも抜群です!
一通りデフォルトを堪能したあとは、いつものごとく大好きな「七味唐辛子」をチョイス。
そしてごはんへダイブさせていただきます。冗談抜き、豚のステーキ丼を食べている感覚です!笑
ごちそうさまでした。
添えられてくる小鉢と新鮮な刺身も絶品で、一人での訪問でしたがちょっとした宴会気分になりました。
次回は滅多に見かけない「あばさー汁」もいただいてみたいと思います。
豊富な汁物が楽しめる、知る人ぞ知る名店「なんくる家」。
ぜひお近くにお寄りの際に訪れてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
店舗情報
なんくる家
■ 〒904-0204 / 沖縄県中頭郡嘉手納町水釜471-1
■ TEL / 098-956-3053
■ 営業時間
■ 11時30分~14時
(ラストオーダー13時45分)
■ 17時〜22時
(ラストオーダー20時30分)
■ 定休日 / 日曜日
■ 駐車場 / あり(店舗横)
■ カード / 不可
■ 電子マネー / 不可